「引っ越すなら、老後のサービスがしっかりしているところがいい」
新しい土地に引っ越すとなると、将来のビジョンが見えなければ不安になりますよね。
自分が歳をとって介護が必要になった時に、市のサポートがしっかりしていれば安心して移住することができます。
今回はそんな方向けに、伊勢崎市の介護支援についてお伝えします。
□ミニデイサービス
行政区にある公民館などを使用し、高齢者の介護予防や自立支援を目的として創作活動などの様々な活動を行います。
対象者は、伊勢崎市に居住する60歳以上の一人暮らし高齢者、家に閉じこもりがちで外出が少ない高齢者、虚弱高齢者などです。
利用者は、1回につき200円を支払えば1000円相当のデイサービスを受けられることになっています。
ボランティアや老人クラブなど、地域住民の方から活動を支援してもらっているため、地域の人々との交流もでき、外出する理由づくりができる有益なサービスと言えるでしょう。
□給食サービス
料理をすることが困難な高齢者のために、バランスの良い食事を届けるサービスです。
週に2回まで昼食の配達を依頼でき、1食分300円です。
伊勢崎市に居住する65歳以上の一人暮らし高齢者、または高齢者のみの世帯が対象となっています。
配達の際に安否確認もしてくれるため、定期的に利用すると良いかもしれません。
□介護用車両購入費の補助
伊勢崎市在住の65歳以上の高齢者で、日常的に車いすを使用している場合や、その使用が見込まれる人を介護している家族が対象となります。
車いす用リフトを備えている介護車両を購入する場合や、自家用車を改造する場合にかかる経費の一部を負担してくれます。
補助費については問い合わせで確認する必要があるようです。
□住宅改造費の補助
60歳以上で介護認定が自立~要介護1までの一人暮らし・高齢者のみの世帯で、前年度の所得税が非課税の世帯、または60歳以上で要介護2~5までの高齢者がいる世帯で、整形中心者の前年の所得税が8万円以下の世帯が対象となっています。
高齢者が居住する住宅のバリアフリー工事の補助をしてくれる制度で、工事経費の6分の5の補助金が出ます。(上限50万円)
バリアフリー化の工事に限定されているため、同時に老朽化による改築を行う場合などは注意が必要です。
□まとめ
今回は、伊勢崎市の介護支援制度について4つの項目をご紹介しました。
この他にも、在宅緩和ケア支援や高齢者タクシー利用料金の助成など、高齢者が住みやすい街になるような工夫がされています。
高齢化が進行するにつれて、これらのサービスは今よりも充実していくことでしょう。
新しい情報を手に入れて、支援サービスを有効に使っていきたいですね。