「住んでいた戸建を売却しようとしているけれど、税金に関することを分かっていないから知りたい。」
「戸建住宅の購入を検討しているけれど、購入するときに支払う税金ってどれくらいなの?」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
戸建住宅の売却や購入を検討している方は多くいらっしゃるものの、税金に関する知識を持っている方は少ないと思います。
今回は戸建の売買をお考えの方に向けて、売買に関わる税金を解説していきます。
□売却に必要な税金とは?
*印紙税
戸建をはじめとする不動産の売却時には、不動産売買契約書に「印紙」というものを貼り付けます。
契約金額によって印紙に関する税金の割合が変わってきます。
*登録免許税
戸建を売却する際には、不動産の名義が変更になり税金が必要となります。
固定資産税評価額の2%が税率となります。
軽減税率では1.5%となるので注意が必要です。
*その他
物件を売却して利益が発生したときには譲渡所得税と住民税が必要となります。
詳しい計算方法については専門の業者に相談して算出してもらうことをおすすめします。
□購入に必要な税金とは?
*印紙税
戸建などの不動産を売却する場合と同様に、購入する際にも印紙税が発生します。
*不動産取得税
名前からも分かる通り不動産を取得した際に納める税金です。
評価額に4%をかけるのが基本とされていますが、税率が軽減されたり0%となったりする場合もあるため詳しくは専門の業者に相談してください。
*消費税
売買をお考えの方の中でも、「消費税」に関する知識はあまり持っていない方が多いと思います。
個人間で戸建といった不動産を売買する場合、消費税は非課税になります。
しかし、不動産会社が仲介する場合は仲介手数料に消費税がかかります。
*購入後に発生する税金
購入時に必要となる税金ではないものの、戸建などの家の購入後から毎年必要な税金が
「固定資産税」と「都市計画税」です。
□税金の優遇
不動産売買では基本の税率が定められていますが、様々なケースで税率の軽減や優遇があります。
自分の関わっている売買契約で軽減や優遇が発生するかどうかを専門家に確認してみてください。
□まとめ
今回は戸建住宅の売買をお考えの方に向けて税金の説明を行いましたが、いかがだったでしょうか?
税金に関しては専門的な知識を必要とする場合が多く、専門知識を持った人を交えて話を進めていくことが重要です。
住宅の売買で不安なことや聞いておきたいことがあるという方は、ぜひ一度専門の業者に相談してくださいね。