台所にある勝手口は必要なのでしょうか?
最近では、新築一戸建てに勝手口が付いていない建物も増えてきました。
実際、勝手口があると良いこともある反面、やはりデメリットも浮かび上がってきます。
そこで、ここでは勝手口にはどういうメリットとデメリットがあるのかを検討した上で、取り付ける際の注意点をご説明いたします。
□勝手口とは
勝手口とは、玄関のドアとは別に、台所に設置されている出入り口のことです。
基本的な使用用途としては、ゴミ出しや、洗濯物、近所の方の通用口に使用されることが多いです。
□勝手口のメリット
*採光・換気
台所は基本、部屋の隅に配置され、壁で隔たれていることが多いです。
それは、匂いがリビングに大きく漏れるのを防いだり、テーブルの上の煩雑さが目に付くのを防いだりするためです。
そのため、自然光が当たりにくく、換気扇を回さないと空気が循環しにくい場合があります。
しかし、これはドアを取り付けることで解決できます。
ガラスのドアからは自然光が入ってくる上に、軽く開ければ換気扇よりも早く換気できるでしょう。
*生ゴミの廃棄
生ゴミを捨てる際に玄関まで運んでいたら手間がかかります。
勝手口があれば、すぐ外に出すことができるため、汚れが付いてしまう心配もあまりないでしょう。
□勝手口のデメリット
*防犯対策
勝手口を設置することで、侵入経路が1つ増えてしまいます。
その結果、防犯性が低下することがあります。
侵入を防ぐために、センサー付きライトを取り付けるなどの防犯対策が必要になってきます。
□勝手口を取り付ける時の注意点
*ドアの種類
ドアの種類はたくさんあります。
ここでは引き戸か押戸かに注目します。
ドアと外の壁の間隔が狭い場合は押戸よりも引き戸を選ぶと良いでしょう。
引き戸にすることで出入りが楽になります。
しかし、内側にものを置けないので収納スペースなどが減ってしまいます。
押戸は、やはり壁との距離の近さで制限されるので注意が必要です。
*不要になったとき
収納が増やせないことも考えられます。
今後使わなくなると、その分スペースが無駄になってしまうことがあるので注意してください。
□まとめ
新築一戸建てに勝手口を取り付けることのメリットとデメリットをご説明いたしました。
勝手口を付けるかどうかはやはり使用頻度によるところが大きいです。
使い慣れているのならば便利に使いこなせるでしょう。
伊勢崎市在住の方は、ぜひ上記の内容を参考にしていただければ幸いです。