今回は群馬県伊勢崎市・前橋市で一戸建ての購入を検討しているファミリー向けに、家でできる花粉症対策についてご紹介していきましょう。
花粉症は辛いですが、
ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
辛い花粉症が発生するメカニズムを見ていきましょう。
まず花粉症の約70%はスギ花粉症だと推察されています。
これは日本のスギ林の面積が大きく、全国の森林の18%、国土の12%を占めているためでもあります。
スギの花粉は雄花の中で成長し、花粉が完成するのは10月中旬です。
スギの成長の度合い、雄花の量から翌年のスギ花粉飛散予報がおおよそ決まります。
この頃から少しずつ花粉が飛び始めることも知られてきているようです。
まず花粉が人間の鼻から入
花粉の抗原が鼻の粘膜内
これが辛いアレルギー反応の最初の段階になります。
鼻と同じように、目でもアレルギー反応が起こり、さまざまな症状が出てくるようです。
一般的な症状の例としては、くしゃみ、鼻汁、目のかゆみ、目の充血などがあります。
花粉の抗原成分が鼻からのどに流れると、喉のかゆみ、咳も出る場合があります。
また鼻づまりによる頭痛、鼻や喉の炎症反応による微熱、だるさなどの症状がでることもあるようです。
症状の強さ
その年に飛散する花粉
辛い症状を少しでも抑えるセルフケアとしては、鼻や目に花粉を付着させないようにしていくことが必要です。
マスクを着用したり、度が入っていな
また花粉情報にも注意し、飛散の多い日は
もし外出した際には
掃除をこまめにおこなったり、花粉が付着しやすい毛織物などの使用をさけたりする方法もあります。
民間の調査によると、群馬県は全国でも上位にランクインするほど辛い花粉症に悩まされている方が多いそうです。
他には上位に山梨県や滋賀県が入っています。
ちなみに、下位に入っているのは、沖縄県や北海道、宮崎県となっています。
群馬県にはスギの木が多く、都道府県別で見てもかなり上位です。
群馬県は3,961ヘクタールの森林を県有林として所有しており、県有林の56%は、スギ、ヒノキを中心とした人工林となっています。
群馬県の赤城、榛名の山頂付近や県西部の山岳地帯を中心に、12市町村に小規模に分布しているそうです。
スギ花粉は
スギ花粉の飛散時期
なぜかというと、まずスギ花粉を放出する雄花
その後、気温の低下や昼の時間が短くなることにより雄花は休眠状態に入りますが、冬の寒さに一定期間さらされることで覚醒し、花粉の飛散に向けた準備を始めるのです。
花粉の飛散開始時期は、覚醒した後に暖かい日が続くと早まり、寒い日が続くと遅くなります。
そのため、暖かい日は飛散量が多くなりやすく、花粉症で辛い方が多くなると考えられます。
またスギ花粉の生産量は
それにより、スギ花粉の生産量は多い年と少ない年があるようです。
花粉症の辛い症状を軽減するには、家の中に花粉を持ち込まないようにすることも有効です。
対策としてのリフォーム例もありますので、見ていきましょう。
花粉の侵入をできる限り防ぐためのリフォームの例
①玄関収納の設置
家に玄関収納を設置すると、そこにコートなどの衣類をすぐに収納できます。
花粉をなるべく室内に持ち込まないために、花粉がついた可能性のある上着類を玄関で脱いでしまえるので
また玄関収納に粘着ローラーや
一戸建て購入の際には、設置を検討してみてもよいかもしれません。
できるだけ花粉を払ってから、部屋に入るようにしましょう。
②室内干しユニットやサンルームの設置
洗濯物への花粉の付着をさけるために、家の中に室内干しユニットやサンルームがあると
花粉症対策だけでなく、雨の日や夜に洗濯物を干したいときにも最適ですね。
室内干しユニットは、
使わないときは収納しておけるため、普段の生活の邪魔になることもありません。
サンルームは、リビングなどにつなげて作れば、くつろぎの場として使用することもできます。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
③電動シャッターの取り付け
雨戸部分を電動シャッターにするリフォームもあります。
これがあると、窓を開けることなく室内からリモコンのボタン操作一つで、シャッターの開け閉めができます。
花粉の侵入を防げるのはもちろんのこと、防犯面の戸締りとしても安心感がありますね。
また冬など冷気を部屋に入れたくない場合にも、電動シャッターは役立ちます。
④花粉を吸着する壁紙への変更
壁紙を花粉に配慮したものに変更するという方法もあります。
花粉やダニのアレルゲンを吸着し、室内のアレルゲン量を低減する壁紙を利用するのも一つの対策です。
リフォームではありませんが、カーテンを変える方法もあり、空気中の花粉やほこりを付着させ、再度飛散することを防ぐものもあります。
洗濯することで機能性が回復するタイプなどもみられますので便利です。
⑤床に落ちた花粉を掃除しやすい床材への変
床に落ちた花粉を巻き上げないように、掃除がしやすい床材を選ぶことも対策になります。
フローリングやタイル、コルクなど、床がフラットな素材の
また汚れが付きにくく拭き掃除が楽なのは、塩化ビニールなどでできているクッションフロアです。
花粉が溜まる心配がなく、さっと水拭きするだけできれいになります。
種類によっては、アレルギー物質の働きを抑える特殊な加工が施されている
フローリングの表面が剥がれていたり傷付いていたりすると、そこに花粉が溜まって拭き掃除がし辛くなりますので気を付けましょう。
辛い花粉症の時期の対策についてまとめました。
一戸建て購入を考える際に、事前に花粉症対策をしておけば、辛い時期でも快適な生活が送れるようになりそうです。
ぜひリフォームなども検討してみてはいかがでしょうか。