前橋は「近代詩のふるさと」と言われ、多くの詩人を輩出しました。
特に、口語自由詩を確立し、近代詩史に大きな変革をもたらした萩原朔太郎の功績は、地元・前橋で大きくたたえられています。
前橋文学館では、近代詩の礎となった 萩原朔太郎や平井晩村、高橋元吉、萩原恭次郎、伊藤信吉などの文筆資料を展示しており、特に朔太郎に関しては、直筆原稿など質と量において全国一を誇ります。
前橋文学館の企画と萩原朔太郎記念館:2施設のつながりとアクセス
前橋文学館が誇る 朔太郎展示室では、前橋が生んだ近代詩の巨星・萩原朔太郎の生涯や業績、趣味や友好関係などを、ノート、自筆原稿、書簡、著書、雑誌、写真、書跡、愛蔵品により紹介しています。
「詩のステージ」では、朔太郎の詩が映像とともに楽しめます。
また、朔太郎自身による朗読も聞くことができます。
常設展のほか、萩原朔太郎賞の受賞者展を中心にさまざまな企画展が開かれ、詩を中心とした現代の文学を継承しています。
また、萩原朔太郎記念館には、生家から移築された書斎と離れ座敷、土蔵が当時の姿のまま残されており、朔太郎が執筆していた当時の情景を感じることができます。
詩集「月に吠える」や「青猫」が書かれたという書斎、朔太郎の年譜や写真、生原稿の複製品などが展示されている土蔵など、誰でも無料で見学できます。
萩原朔太郎の企画満載の前橋文学館:アクセスと開館時間
前橋文学館は、JR前橋駅からタクシーで約5分、徒歩でも約20分ほどの広瀬川沿いにあります。
文学館の周辺は、広瀬川沿いにさまざまな詩碑が設置されています。
ぜひ、お散歩もかねてご来場ください。
また、関越自動車道・前橋ICからは車で約15分です。
(広瀬川サンワパーキングをご利用の場合2時間分の無料処理を行います。)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始その他規則等で定める日
まとめ
萩原朔太郎文学館は、前橋市の中心部を流れる広瀬川沿いにあります。
周辺の河畔緑道は「廣瀬川詩の道」と名付けられ、格好の文学散歩コースとなっています。
朔太郎の文学観を感じながら、散策してみてはいかがですか?
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