日本では、和室と洋室どちらもある家がよく見られます。
和室・洋室にはそれぞれメリットとデメリットがあり、うまく使い分けられれば暮らしがより快適なものになるでしょう。
今回は和室・洋室のメリットやデメリット、和室を洋室にリフォームする場合の費用や施工期間についてご紹介します。
和室と洋室それぞれのメリットとは?
和室の大きなメリットは、汎用性が高く、リビング・寝室・子ども部屋とさまざまな用途に使えることです。
畳の上で直に横になれる、子どもが遊びまわって転んでもケガの心配が少なく、騒音も出にくいといったメリットもあります。
また風通しも良く、梅雨時期など湿気に悩まされることが多い日本の気候に適した部屋と言えるでしょう。
一方洋室はソファやタンスなど重たい家具をそのまま置きやすい、インテリアに悩みにくいといったメリットがあります。
足の不自由な方がいる場合、和室よりも洋室のほうが車いすで移動しやすいのもメリットです。
ご家族が高齢になったことを理由に、和室を車いすで移動できる洋室にリフォームする方もたくさんいらっしゃいます。
和室と洋室それぞれのデメリットとは?
続いて和室・洋室それぞれが抱えるデメリットも見ていきましょう。
和室のデメリットは畳や障子などが傷みやすく、どうしても定期的にメンテナンスをしなければいけない点です。
小さなお子さんやペットがいると、ふすまや障子をいたずらで破かれてしまうこともあるでしょう。
一方洋室はフローリングの床が冷えやすく、集合住宅では子どもが走り回ると階下のご家庭に音が響きやすいのがデメリットです。
カーペットなどを敷いて対策することで、ある程度冷えや生活音の響きを予防できます。
和室を洋室にリフォームする費用や施工期間は?
和室を洋室にリフォームする場合、どれぐらいの費用がかかるでしょうか。
業者に依頼して部屋を全面的に和室から洋室に変更する場合、50万円から100万円ほどかかります。
もちろん、部屋の広さによって費用が前後します。
畳をフローリングに変えるだけ、押入れをクローゼットに変えるだけなど、設備をピンポイントで変えるならもう少し費用が抑えられるでしょう。
しかし和室の畳をフローリングに変えても、壁や天井が和室の雰囲気のままだと違和感が残ります。
和室から洋室へのリフォームをするためには、2~3日の施工期間が必要です。
畳を外してフローリングの部屋にするには、畳より薄いフローリングを敷くための下地作りをしなければなりません。
まとめ
和室には和室ならではの良さがありますが、現在の日本では設置する家具との兼ね合いなどから洋室を好む方が多いです。
和室を洋室に変えるにはそれなりの費用がかかりますが、高齢者の介護がしやすいといったメリットを魅力的に感じるならぜひリフォームを検討してみましょう。
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