あなたは「住生活基本法」をご存じでしょうか?
住生活基本法とは、豊かな住生活の実現を図るための法律で、その住生活基本法の基本理念にもとづいた「住生活基本計画」には、不動産購入に関係する内容も含まれています。
今回は住生活基本法の基本理念や、住生活基本計画の目標などについて解説します。
不動産購入を検討するなら知っておきたい!住生活基本法の基本理念
不動産購入を検討している方に知っておいてもらいたい情報として、まずは住生活基本法の基本理念について解説しましょう。
住生活基本法は豊かな住生活の実現のために2006年に施行された法律ですが、その基本理念は以下の4つです。
1.現在および将来における国民の住生活の基盤となる良質な住宅の供給
2.住民が誇りと愛着をもつことのできる良好な住環境の形成
3.居住のために住宅を購入する者および住宅の供給等に係るサービスの提供を受ける者の権益の擁護および増進
4.低額所得者、被災者、高齢者、子どもを育成する家庭その他住宅の確保にとくに配慮を要する者の居住の安定の確保
そして、この4つの基本理念にもとづいた基本施策が、「住生活基本計画」に掲げられています。
住生活基本法の理念にもとづいた住生活基本計画の不動産購入に関する目標
住生活基本法の基本理念にもとづいた住生活基本計画の目標は、以下の8つ。
1.「新たな日常」やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展等に対応した新しい住まい方の実現
2.頻発・激甚化する災害新ステージにおける安全な住宅・住宅地の形成と被災者の住まいの確保
3.子どもを産み育てやすい住まいの実現
4.多様な世代が支え合い、高齢者等が健康で安心して暮らせるコミュニティの形成とまちづくり
5.住宅確保要配慮者が安心して暮らせるセーフティネット機能の整備
6.脱炭素社会に向けた住宅循環システムの構築と良質な住宅ストックの形成
7.空き家の状況に応じた適切な管理・除却・利活用の一体的推進
8.居住者の利便性や豊かさを向上させる住生活産業の発展
この8つの目標の中で、不動産購入に関係が深いのは6ですね。
「長期優良住宅などを増やそう!」など、今後良質な住宅の選択肢・ストックを増やすことが目標に掲げられています。
まとめ
今回は不動産購入を検討している方への参考情報として、住生活基本法の基本理念および、その基本理念にもとづいた住生活基本計画の目標などをご紹介しました。
住生活基本計画の目標が達成されれば、不動産購入時の「良質な物件の数・選択肢」はぐっと増えることでしょう。
「長く快適に住める良い家が、これからもどんどん増えていく」ということを期待したいですね。
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