相続した空き家は住む方がいないと急激に老朽化が進みます。
適切に管理する方法を知っていれば老朽化のスピードを緩められるでしょう。
今回は、終活に向けた空き家対策、空き家を放置した場合のデメリットと解決策について解説します。
相続と終活に向けた空き家の管理方法とは
ここでは、空き家の管理方法について4つ見ていきましょう。
管理方法1:定期的に換気をおこなう
空き家になった家を傷ませてしまう大きな原因が湿気です。
防ぐためには定期的に家の空気を入れ替えて換気し、たまった湿気を追い出す必要があります。
管理方法2:通水して下水道からの悪臭を防ぐ
水道は使わないまま放置すると水道管が錆びついて、破裂の原因となるため、定期的な通水が必要です。
最低でも月に1回、蛇口をひねって1分間、水の出方や錆が混じった赤茶色の水ではないかを確認します。
管理方法3:雨漏りしていないか確認する
家の雨漏りを放置すると壁紙や畳などに大量のカビが発生し、柱や梁を腐らせる原因になります。
壁紙のはがれや天井や梁にシミがないか、しっかりと確認しておきましょう。
管理方法4:あわせて室内の掃除と庭の手入れをおこなう
庭に雑草が生えたまま放置しておくと、ご近所にも迷惑をかけてしまいます。
防草シートをあらかじめ敷くなど、生えにくい環境にしてしまうのも良いですね。
相続と終活対策「空き家のまま放置した場合」のデメリットとは?
空き家のまま放置しておくことにはいくつかのデメリットがあるので確認しましょう。
デメリット1:所有者責任のリスク
空き家の持ち主には所有者責任があり、建物が崩壊して設置方法や適切な保存状態に問題があったとされると、責任を負わなければなりません(民法第717条)。
自然災害が原因で塀が崩れた、屋根が飛んでけがを負わせてしまった場合などでも責任を負います。
デメリット2:特定空き家のリスク
2015年5月に空き家法が施行され、地域に深刻な影響を与えると判断された空き家は、「特定空き家」として指定されます。
指定されたまま放置すると空き家は強制的に取り壊され、費用は所有者負担となるのです。
払えない場合には土地は公売で売却され、弁済費用にあてられることになります。
相続と終活対策「空き家状態にしないための方法と解決策」
では、空き家状態にしないための方法と解決策を解説します。
解決策1:空き家を解体する
解体費用は掛かりますが、取り壊して更地にしておけば、管理は不要です。
しかし、解体すると非住宅用地となるため、住宅用地よりも固定資産税などが3~4倍高くなることがあります。
解決策2:空き家を譲渡する
空き家の管理の手間や固定資産税を払う必要がなくなります。
ただし、買い手が見つからず無償譲渡になる可能性があります。
解決策3:空き家をリフォームする
空き家をリフォームし、自分で暮らしたり賃貸物件として貸し出したりする選択肢もあります。
費用がかかりますが、国や地方自治体の補助金を使えるケースもあります。
まとめ
定期的に手入れをしなければ、空き家は老朽化のスピードが速まります。
相続した空き家を将来どのようにするのか、話し合っておくことが大切です。
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