あなたは「維持管理対策等級」という言葉を知っていますか?
この言葉は、不動産購入をする際に知っておきたい言葉のひとつです。
今回は維持管理対策等級とは何なのか、維持管理対策等級のメリットは何か、それらについて解説します。
不動産購入をするなら知っておこう!維持管理対策等級とは何?
不動産を購入するうえで知っておきたい言葉のひとつである維持管理対策等級とは、住宅性能表示制度の項目のひとつで、その住宅について「給排水管や給湯管、ガス管などの維持管理をしやすくするための対策がどんなものか、それを等級1~3で評価する」というものです。
もっとも高い評価は等級3。
たとえば「配管の掃除口および点検口が設けられているなど、維持管理を容易にするための配慮が特に行き届いている」という場合は等級3に該当します。
そして「維持管理対策等級取得」などのアピールは、基本的にこの等級3取得を指すことがほとんどです。
不動産購入をするなら知っておこう!維持管理対策等級のメリット
不動産購入において「維持管理対策等級3を取得している家を購入する」「土地購入をしてこれから家を建てるが、維持管理対策等級3が取得できる設計にする」といった場合のおもなメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
配管設備のメンテナンスや修理がしやすい
配管設備などは建物本体よりも寿命が短いので、長年住むとなるとメンテナンスや水漏れやガス漏れ発生時の修理も必要になってくるが、配管が躯体に埋め込まれているような状態では費用もかさむし建物も傷んでしまうところ、維持管理対策等級3なら建物を傷つけず、費用も安くメンテナンスや修理ができる
長期優良住宅に認定される可能性が高まる
維持管理対策等級の取得は「長期優良住宅の認定基準をひとつ満たす」ということにもつながり、長期優良住宅の認定とその恩恵を受けられる可能性が高まる
将来の売却においても有利
維持管理対策等級の取得は「この住宅は配管設備のメンテナンスしやすい優良な住宅である」という証明にもなり、売却時にもこの点をアピールできる
こうした数々のメリットが得られますので、ぜひとも維持管理対策等級の取得は重視したいものですね。
まとめ
今回は、維持管理対策等級について、その概要やメリットを解説しました。
この維持管理対策等級は戸建てよりもマンションで重視される傾向が強いですが、だからこそ「維持管理対策等級を取得している戸建て」というのは貴重です。
ぜひあなたも、取得を検討してみてください!
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