ここ数年で増加傾向にあるのが、間取りのなかにウォークスルークローゼットが含まれる物件です。
マンションや戸建て住宅でも人気が高まりつつあるウォークスルークローゼットですが、具体的にどのような収納なのでしょうか。
そこで今回は、不動産の購入を検討されている方に向けて、ウォークスルークローゼットの概要と使い方についてご紹介します。
一戸建てにほしい設備!ウォークスルークローゼットとは?
ウォークスルークローゼットとは、その名のとおり歩いて通り抜けられるクローゼットのことをいいます。
出入り口が2つ以上ついており、部屋をつなぐ通路の壁面などに設置されるのが一般的です。
似た設備に、「ウォークインクローゼット」があり、どちらも人が入れる収納スペースを指しますが、ウォークインクローゼットは出入り口が1つ、ウォークスルークローゼットは2つ以上と出入り口の数で区別されています。
クローゼットと廊下の両方の役割を担っている点が、ウォークスルークローゼットの大きな特徴になっています。
日々の生活動線のなかに収納設備が設置できる点から、一戸建て住宅でも人気を集めている収納スペースです。
一戸建てにほしい設備!ウォークスルークローゼットの使い方
ウォークスルークローゼットは、設置する場所によっても大きくその使い勝手が変わります。
寝室とリビングの間をつなぐ
家族団らんの場所であるリビングとプライベートな空間である寝室をつなぐことで、間取りに回遊性が生まれ、さまざまな利用シーンに対応できるようになります。
仕事とプライベートタイムとの切り替えに着替えや荷物の出し入れをおこなったりすることで、生活にメリハリを生む効果も期待できるでしょう。
玄関とLDKをつなぐ
玄関とつながる位置にウォークスルークローゼットを設置することで、帰宅後すぐに外出着から部屋着に着替えられるので効率的です。
外からの花粉やウィルスの侵入を防ぐ効果もあるため、室内を清潔に保ちたい方にもおすすめです。
行き止まりではなく通路としての役割をもっていることで、お部屋全体の使い勝手を良くしてくれることが、ウォークスルークローゼットの魅力といえるでしょう。
まとめ
今回は、不動産の購入を検討されている方に向けて、ウォークスルークローゼットのメリットと便利な使い方をご紹介しました。
一戸建て住宅にも近年人気が増えつつあるウォークインクローゼットを、家族の生活に取り入れてみることをおすすめします。
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