物を購入する際には、一括購入した方が利息や手数料がかからずに済むから良いという考えが一般的です。
しかし、自宅のような金額が大きい不動産を購入する場合、必ずしも一括購入が良いというわけではありません。
今回は、不動産を自宅として一括購入することで発生する、メリットとデメリットについてご紹介します。
不動産を自宅として現金一括購入することのメリットについて
不動産を自宅として、現金一括購入することで発生するメリットは、以下のとおりです。
購入時の手続きの手間が少なく済む
住宅ローンを利用する場合、書類の準備やその後の審査、決済など手続きが終了するまでに1か月~2か月ほどかかることがほとんどです。
現金一括購入であればこの手間を抑えることができます。
住宅ローンの利息を支払わずに済む
現金で一括購入することの最大のメリットと言えるでしょう。
近年では、国の政策によって住宅ローンの金利は低くなっていますが、自宅のローンは20年以上で契約することがほとんどです。
それほど長く利息を支払続ければ総支払金額もかなりのものになるので、それを支払わずに済むということは大きなメリットになります。
購入時の諸費用も抑えられる
住宅ローンを利用する場合は、利息以外にも諸費用が発生します。
金融機関に支払う手数料、保証会社への保証料、金銭消費賃借契約書に添付する印紙代などもかかります。
現金一括購入する場合は、これらの諸費用がかからずに済みます。
不動産を自宅として現金一括購入することのデメリットについて
不動産を自宅として現金一括購入することのデメリットは以下のとおりです。
預貯金が大幅に減る
自宅を現金一括購入すると、手元の資金が一気に減ります。
自宅を購入した後も税金や新居で必要な家具をそろえたりとなにかと出費がかさむかもしれませんので、きちんと資金計画を立てておくことが大事です。
住宅ローン控除が適用されない
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して、自宅を購入した人を対象に一定の条件を設けて、所得税や住民税が控除される住宅ローン減税制度です。
現金一括購入で自宅を購入した場合は、この控除を受けることができません。
まとめ
ここまで、自宅を現金一括購入することのメリットとデメリットについてご紹介しました。
金額が大きくなるような不動産ローンを利用して購入する場合、利子も決して安い金額には収まりません。
現金一括購入の場合は、ローンの利息を支払わずに済むので、総支払金額を抑えることができます。
失敗しないように購入後の資金計画をしっかりと立てましょう。
購入後の資金計画さえしっかりしていれば、メリットの方が大きくなりますので、先のことを見据えた計画が大事だということを覚えておきましょう!
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