買い手を募集している建売住宅は、内覧や条件の交渉を経て、最終的に購入の申込を申請した購入希望者に売却されます。
しかし、人気のある物件の場合、同じ物件に2人以上の購入希望者が現れるケースが少なくありません。
そこで今回は、建売住宅の購入を検討される方に向けて、購入申込をしたものの2番手になってしまった場合、購入のための手段や方法、注意点などをご紹介します。
建売の購入申込2番手になってしまった!その理由とは
不動産売買を仲介する不動産屋では、売主に直接依頼されていない物件に関しても取り扱いをすることができます。
たとえば、売主が不動産屋Aに建売住宅の売却を依頼した場合、不動産屋Aだけでなく、不動産屋Bや仲介業者Cも、物件を探す来客に対して建売住宅を紹介することが可能です。
一つの物件に対し複数の不動産屋がその広告を紹介するために、同時に複数の買い手が現れてしまう可能性があるのです。
加え、売主が直接依頼した不動産屋以外の不動産には、物件の売買の状況に関する情報が遅れて伝わるため、申込者が複数人になる可能性も高くなってしまいます。
建売の購入申込で2番手になった場合可能性はある?購入できる条件とは
購入希望者は購入申込書を提出し、売主に受理されることで買主として決定します。
不動産売買において、購入希望者が複数現れた場合、買主は先着順で決定することが一般的です。
1番手のローン審査が通らなかった、または気が変わった、などの理由で2番手が買主となるケースはないことはありませんが、非常に稀です。
ただし、先着順という決め方はあくまで一般的な方法であり、売主や仲介する不動産業者によっては購入条件によって判断するというケースもあります。
売買契約の成立など手続きがより早く済む、より高い価格で購入を希望している、期日や手続きの順序などを厳守する、など、購入条件がいい人であれば2番手でも買主に選択することもあります。
もし2番手になってしまったら、住宅ローンの事前審査を通しておく、不動産業者に購入条件の交渉をする、などの方法をとり、売主の信頼を得ておきましょう。
まとめ
今回は、建売住宅の購入を検討される方に向けて、購入申込をしたものの2番手になってしまった場合、購入のための手段や方法、注意点などをご紹介しました。
不動産の購入は、立地や価格など同じものは一つもなく、なかなか自分の気に入った物件を見つけるのは難しいです。
気に入った物件を見つけた際は、できる限り早く申込や手続きを済ませることをおすすめします。
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