木造住宅の大敵ともいわれるのがシロアリです。
家の見えないところに使われている木材などを知らないうちに食べてしまい、スカスカにします。
こうなってしまうと柱本来の強度を保てなくなり、倒壊の危険性が高まります。
そこで大切なのがシロアリ対策です。
特に新築のうちにやっておくことが、おすすめとされています。
ここでは新築のうちからシロアリ対策をする必要性やその理由をご紹介します。
新築住宅でもシロアリ対策の必要性はあるの?
数十年前に建てられた家にくらべ、今建てる家は床下の換気システムや新建材も使われているのでシロアリの対策をしなくても大丈夫と考えがちです。
しかし、家のどこかに木を使っていればシロアリの被害に遭うリスクはあります。
もし、シロアリの被害に遭うとどのような不具合が発生するのでしょうか。
たとえばドアやふすまの建てつけが悪くなるため開閉がしにくくなり、異音が発生します。
また、床板を踏んだときにフカフカしているように感じるときも、シロアリが発生している可能性があります。
そのまま対策もしないでいるとシロアリによる被害が広がり、ちょっとした地震の揺れでも家が倒壊する可能性がありとても危険です。
そのため、手遅れになる前にシロアリの対策が必要です。
そして、シロアリ対策は新築を建てるときから考えておくといろいろメリットがあります。
新築だからこそシロアリ対策をする理由とは?
シロアリの対策で有効とされているのが薬剤散布です。
建築プランにセットになっていることも多いのですが、もし入っていない場合は追加するのがおすすめです。
また、ACQという防腐・防虫効果のある薬剤を木材に加圧注入する方法もあります。
木材内部に薬剤が注入されるので効果が半永久的に続くとされています。
基礎を高くするのも効果的です。
シロアリは暗くてジメジメしたところを好みます。
基礎が高ければ風通しが良くなるのでシロアリが発生しにくくなります。
さらに、床下の点検がしやすくなるのもメリットです。
仮にシロアリがやってきたとしても早めに見つけられれば被害を最小限にできます。
シロアリの侵入経路について知っておくのも大切な対策です。
シロアリが入ってくるのは、基礎の立ち上がりと打ち継ぎ部・玄関ポーチ・配管の貫通部がほとんどです。
これらの部分にある隙間を薬剤入りのシーリングやウレタンを使って埋めておけば、シロアリの侵入を予防できます。
まとめ
新築のうちからシロアリ対策をする必要性やその理由をご紹介しました。
家の寿命を縮めるシロアリは早いうちから対策が必要です。
基礎の高さなどになれば、家の設計段階で決めておく必要があります。
見えないところなので、あまり費用をかけたくないと考える人もいます。
長く住む家だからこそ、見えないところもしっかり考えて家づくりをすすめましょう。
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