不動産購入を検討されている方であれば、「グルニエ」という言葉を聞いたことがあると思います。
グルニエに住むことは可能なのか、グルニエに住むとどうなのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そもそもグルニエとは何なのか、グルニエに住むとどんなメリットデメリットがあるのかについてご説明したいと思います。
「グルニエ」とは?不動産購入前にグルニエに住むイメージをつかもう
グルニエとは"小屋裏"のことを表すフランス語です。
小屋裏は"屋根裏部屋"とも言われており、天井と屋根の間のスペースを利用した小部屋のような収納スペースのことです。
グルニエのはしごは建築基準法で「固定式でないもの」と義務付けられているため、グルニエには天井に格納されたはしごや折り畳み式のはしご等で出入りします。
また、「1m40cm以下は容積率(延べ床面積)に算入しなくてよい」というきまりがあるため、天井高は1m40cm以下となっています。
一般的にグルニエには、シーズン物や着ない時期の衣類の収納場所等として利用する場合が多いです。
というのも、グルニエは夏場に熱がとてもこもりやすく湿度もこもりやすいため、温度や湿度に弱い物の収納には向いていないからです。
不動産購入検討中の方必見!グルニエに住むメリットデメリット
このように収納用のスペースとして造られたグルニエは、これから戸建て等の不動産購入を希望する方々にとっても人気の設備ですが、最近ではグルニエに「住む」というケースも見られます。
果たしてグルニエに住むとどんなメリットデメリットがあるのでしょうか。
グルニエに住むメリットとは
グルニエに住むメリットとしては、書斎スペースや趣味の部屋等のように自分だけの空間を持てることが挙げられます。
飾り棚を作ってフィギュアをたくさん置いたり、本棚に好きな漫画や本をずらりと並べたりと、好きなように改造できる場所があるというのは大人でもワクワクするものです。
また、人によっては天井が低いことで落ち着けるといったメリットもあります。
グルニエに住むデメリットとは
グルニエに住むデメリットは、何といっても「暑い」ということです。
グルニエにエアコンの取り付けはできないので、熱中症には注意が必要です。
せめて窓があるグルニエであれば風通しが望めるでしょう。
また、メリットにもあった天井の低さは人によってはデメリットでもあります。
天井高が1m40cm以下なので、グルニエ内で移動する場合は常に腰を曲げた状態になり、意外と不便です。
まとめ
グルニエとは何か、また、グルニエに住む場合のメリットデメリットについてご説明しました。
収納スペースとして便利なグルニエですが、居住スペースとして使う場合は窓を設置すると小さいものでも暑さの面でずいぶん違います。
また、電源コンセントがあれば扇風機や冷風機等の冷暖房機も使うことができ、収納スペースとして使う場合にも役立つので、あらかじめ電源コンセントを設置しておくとよいでしょう。
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