不動産を売却する際、その後の資金計画や転居などのスケジュールを調整しなければならないことも多く、売れるまでにかかる期間は気になりますね。
物件によっては時間がかかってしまうこともあるため、計画的に売却活動を進めることが大切です。
そこで、不動産売却が長引く原因や、期間を短くする方法などについて解説します。
不動産の売却が長引く原因とは?流れを知って計画的な売却を!
不動産売却にかかる期間は早いケースでは2~3か月、平均で8か月程度ですが、マンションは6か月、戸建ては11か月くらいが目安といえます。
まずは、売却についての流れをつかんでおきましょう。
●査定依頼~物件の調査
売出価格を設定するために、不動産会社に査定を依頼します。
訪問査定によって不動産の現状を調査することになりますが、その際に周辺の成約事例や売り出し方、相場の動向などを確認しながら売出価格を決定します。
価格が適正でないと売れにくい原因になりますから、慎重に決めましょう。
●媒介契約を締結する
売出価格が決まったら、売却活動の方法や疑問点などについて相談しましょう。
不動産会社に問題がなく契約内容にも納得できたら、媒介契約を結びます。
●売却活動を行う
早く売却するには、魅力ある不動産であることが大切です。
いつ内覧に来てもらっても対応できるように、きれいに掃除しておきましょう。
●購入申込みと売買契約
買主が決まったら、購入申込書を受け取ります。
物件の価格や引渡し時期などの条件について最終調整を行い、双方が合意したら売買契約を締結します。
売買契約は買主・売主・不動産会社が集まって行い、宅地建物取引士が進行のうえ、手付金の支払いまで行います。
●残金決済~引渡し
売買契約で取り決めた内容で残金の決済、不動産の引渡しを行います。
一般的には手付金を引いた残金を受領し、当日中に司法書士が法務局で所有権転移登記を申請します。
不動産の売却が長引く場合の対処法と早く売るためのコツ
売却が長期化する原因の多くは、価格設定です。
まず、相場とかけ離れた価格設定になっていないかを確認しましょう。
自分でも周辺の相場や取引事例を調べ、価格設定が適切なのかを見極めることが大切です。
最初から相場を目安とした価格で売り出すことで、頻繁な値下げを避けることができます。
売れやすくなるコツとは?
●売却物件をきれいに手入れする
購入希望者の多くは内覧を行うため、物件の状態は大切な要素です。
部屋の中だけでなく、玄関や水回り、庭や外構、植え込みの手入れなども含め、すみずみまできれいにしておきましょう。
●売れやすい時期に売り出す
立地にもよりますが、進学や就職で人が動く時期といわれる1~3月は、不動産が最も売れやすい時期です。
●不動産買取を検討してみる
「早く売却したい」「住み替えで売却期限が決まっている」場合などは、業者による不動産買取を検討しても良いかもしれません。
営業活動を行う必要がなく、条件が合えばすぐに売却が成立します。
売却価格は通常の7~8割前後になりますが、早期の売却が最優先なら検討していただくのもおすすめです。
まとめ
不動産を短期で売却するためには、その物件の市場価値を理解することや売りやすいタイミングなども考えておくことが大切です。
お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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