自宅購入を検討されている方の中には、住宅ローンが払えなくなった場合について知りたいと思っている方もいらっしゃるかと思います。
ここではそんな方に向けて、自宅の購入後に住宅ローンが払えず滞納してしまった場合どうなるのかやその際の対処法についてご紹介していきます。
自宅の購入を検討されている方の、少しでも参考になれば幸いです。
自宅購入後に住宅ローンが払えず滞納した場合どうなるのか
自宅の購入後に住宅ローンが払えなくなった場合、住宅ローンを滞納することになります。
住宅ローンを滞納した場合でも、すぐに自宅を差し押さえられて立ち退かなくてはならないわけではなく、いくつかの段階を経て返済の能力があるかどうか見極められることになります。
また住宅ローン滞納の際の一般的流れは、以下のとおりです。
督促状が自宅に届く
自宅に督促状が届くのは、住宅ローンを滞納してから1か月~3か月経過しており、相談や事情説明をしていない場合です。
住宅ローンの一括返済を求められる
督促状により滞納している金額の納付期限が設けられ、この期限を過ぎてしまった場合には住宅ローンの残債を、一括返済するように求められることがあります。
このことは、借りた金額を分割して払っていく権利(期限の利益)を喪失してしまったことを意味しています。
不動産を差し押さえられる
住宅ローンの滞納期間が6か月を超えることで返済の能力がないと認められてしまい、所有している不動産は差し押さえられることとなります。
不動産の競売が開始される
住宅ローンの滞納が6か月~8か月に及ぶことで、競売が開始されることになります。
自宅から立ち退きを命じられる
競売された物件が落札されると不動産の所有権は落札者に渡ることになるので、その物件に住み続けることは出来なくなります。
自宅購入後に住宅ローンが払えず滞納となった場合の対処法
自宅の購入後に住宅ローンが払えず滞納となった場合の対処法は、以下のとおりです。
●療養による収入減少の場合、保険適用の有無を確認する
●保険適用できないか確認をする
●銀行に返済期間延長(条件変更)の相談をする
これは返済スケジュールを緩和して、毎月の返済額を減らしていく対策です。
条件変更の期間が終了すれば元の返済額に戻されるので、収入回復の見込に合わせて減額幅や期間を決めることがポイントとなります。
●借り換えの検討をする
●任意売却する
●売却をする
●リバースモーゲージの利用をする
リバースモーゲージとは持ち家を担保物とすることで、銀行などの金融機関から融資を受けられる高齢者世帯向けの商品のことです。
●個人再生を利用する
住宅ローン以外に借金のある場合は、個人再生を利用する方法があります。
個人再生で再生計画が認められれば、住宅ローン以外の債務は大幅に減額されます。
●新型コロナ関連の補助金・給付金を受け取る
まとめ
自宅購入後に、住宅ローンが払えなくなり滞納となった場合どうなるのか、またその際の対処法についてご紹介してきました。
さまざまな事情から、自宅購入後に住宅ローンを滞納することとなってしまった場合には、速やかに対処法を実行するように心がけましょう。
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